アクセスの良さを活かした都市間バスの旅ー北見市留辺蘂町・北見ハッカ記念館
- kushiloco staff
- 8月14日
- 読了時間: 4分
更新日:8月15日
前回に引き続き、本日もくしロコでのおてつたびの休日です。
本日はくしロコから程近く、阿寒町のバス停から都市間バス「サンライズ号」で北見市へ行ってきます。
温根湯まで移動
くしロコから歩いて5分ほどの場所にある阿寒町のバス停からは北見や旭川への都市間バスが走っており、釧路以外の都市へもアクセスが良いです。
北見市の観光地の一つである留辺蘂町温根湯温泉まで乗り換えなしで行くことができます。
写真を撮り損ねましたが、阿寒湖バスセンターまでの道中、車窓からは天然記念物のタンチョウヅルのつがいを見ることができました。
阿寒に来てエゾシカは頻繁に見ることができていますが、タンチョウヅルを見るのは2度目だったので幸運でした。
北見駅から留辺蘂駅までの間には玉ねぎ専用の集出荷施設がありました。巨大な施設です!

留辺蘂駅から温根湯までの間には玉ねぎ畑が広がっていました。

阿寒町から休憩を含め3時間30分ほどで温根湯に到着です。
温根湯のバス停から道の駅、水族館、牧場があるエリアまで10分程度歩きます。
温泉街を通っていくので、途中には足湯もありました。

北きつね牧場へ!
ほんとうによく寝ています。
お昼頃の時間帯だと穏やかに観察できました。
また、室内で飼育されているたぬきや子ぎつねをガラス越しに観察することもできました。
間近できつねを見たのは初めてでしたが、自分が想像していたよりも目つきが鋭かったです。
北の大地の水族館(山の水族館)へ!
館内の案内がLINE風になっているなど、展示の紹介の仕方が工夫されています。
行った時期が夏だったので観ることは叶いませんでしたが、冬には凍った水槽の底で魚を観察することができるとのことでした。
路線バスにて北見駅方面へ移動します。
北見ハッカ記念館


個人的にハッカは日常的に使用するほど好きなので、ぜひ来てみたかった北見ハッカ記念館。
ハッカの歴史や過去に使用していた蒸留機等の展示があります。
1週間前まで予約するとアロマスプレー作りなどの体験ができるとのことでした。
「現在は北見で採ったハッカが使われているのか」と質問したところ、北見産は一部の製品のみに使われており、ほとんどはインド産のものが使われているそうです。
いつか国産のハッカ油を使ってみたい!
隣の薄荷蒸留館の館内では実際に蒸留しているところを見ることができました。
蒸留したものの香りを嗅ぐことができたのですが、蒸留水はハッカ油とは全く違い、牧草のような匂いを感じました。
「北海道の旅=車」のイメージが強かったのですが、免許がない人や運転に自信がない人も、北海道の旅を楽しむことができます。
アクセスの良い拠点から公共交通機関を用い、車窓からの眺めをみながら楽しく旅をすることができました。
text & photo by Meg
この記事は、ゲストハウスくしロコで短期ヘルパーとして滞在したMegさんが、この地域の自然や過ごし方について、自身の目線で綴ってくれたものです。 地域での日々を通じて見つけた風景や時間の使い方が、旅のヒントになるかもしれません。
温根湯・北見エリアへのアクセス(公共交通)
▼ 阿寒町(くしロコ最寄バス停)
→ 都市間高速バス「サンライズ号(旭川~北見~釧路)」利用/所要 約3時間30分
(例:阿寒町 08:58発 → 温根湯 12:31着)※バス時刻は変更になることがあります。
▼ 温根湯エリアで散策
・北きつね牧場
・北の大地の水族館(山の水族館)
▼ 温根湯 ⇒ 北見駅方面へ移動
→ 路線バス「温根湯線(北海道北見バス)」/所要 約60分
→ 「北見駅前」または「北見バスターミナル」下車
▼ 北見市街で立ち寄り
・北見ハッカ記念館/薄荷蒸溜館(北見駅から徒歩 約10分)
▼ 北見 ⇒ 阿寒町(くしロコ最寄バス停)へ帰路
→ 都市間高速バス「サンライズ号(釧路行き)」利用/所要 約3時間
(例:北見BT 17:00発 → 釧路駅前 19:58着)※バス時刻は変更になることがあります。温根湯エリア
北きつね牧場 北見市北見市留辺蘂町花丘52-1
北の大地の水族館(山の水族館)北見市留辺蘂町松山1-4
北見市街エリア
北見ハッカ記念館・薄荷蒸溜館 北見市南仲町1丁目7-28
バス時刻
サンライズ号(阿寒バス・時刻表)
北海道北見バス(路線バス検索)










